『 ナイチンゲール看護論の科学的実践(5) 』<その人の構造を見つめる視点を>―看護科学研究会・事例検討集 5
薄井坦子 編
編者は、ナイチンゲールの看護の定義を看護一般として位置づけて教育・研究の基盤に据え、看護科学研究会との有機的なつながりのもとに、これまで全体像モデルをはじめとする視覚化したモデルを次々と創ってきた。
それは、看護者が一般的な概念とイメージできるモデルをもって現象を見つめれば、対象の構造を見抜くことができると考えるからであり、この「第5集」では種々のモデルを駆使した事例検討が展開されている。
■ 現代社白鳳選書 15
■ 第1版/1994年/四六判/240頁
■ 定価 1,400円 (税別) ■ ISBN 978-4-87474-084-2
目次
20.「対象の見つめ方が変わること」が看護の道を拓く
〔レポート20〕古財美代子(ほか院内看科研メンバー)
【座談会】〔レポート20〕をめぐって
21.「17歳」で左上肢不全切断をしたA君との関わりから学んだこと
〔レポート21〕大橋紀恵 他
〔レポート21〕へのコメント
【座談会】〔レポート21〕をめぐって
22.対象のとらえ方が変わると看護の方向性が見えてくる
〔レポート22〕逆瀬川洋子
〔レポート22〕へのコメント
【座談会】〔レポート22〕をめぐって
23.ベテラン看護婦のターミナルケアから学びとること
〔レポート23〕小笠原広実
〔レポート23〕へのコメント
【座談会】〔レポート23〕をめぐって
24.流されないで看護していくために
〔レポート24〕森本たき子・児玉良子
〔レポート24〕へのコメント
【座談会】〔レポート24〕をめぐって