『 ナイチンゲール看護論の科学的実践(1) 』―看護科学研究会・事例検討集 1

薄井坦子 編 本書は、具体的な看護場面を題材にして、そのプロセスを追いながら“科学的な看護実践とは”を追求する「看護科学研究会・事例検討集」の第1集である。 事例のレポート、それへの薄井教授のコメント、それらをめぐる座談会の3部構成。 すぐれた看護を実践していながら、「何が、なぜ良いのか」をはっきりつかめないときや、試行錯誤的な実践から脱したいと悩むとき、本書はたしかな指針を示してくれるだろう。 ■ 第1版/1988年/四六判/240頁 ■ 定価 1,400円 (税別)*絶版 ■ ISBN 978-4-87474-053-8

目次

1.友達の死を身近に体験した白血病の10歳男児とのかかわりを通して 〔レポート1〕宮内恭子 〔レポート1〕へのコメント 【座談会】〔レポート1〕をめぐって 2.私の教育実践と研修での学びを振り返って 〔レポート2〕谷郷廣子 【座談会】〔レポート2〕をめぐって 3.アルコール嗜癖のあるハンセン病男性患者とのかかわりを振り返って 〔レポート3〕加地美砂子 〔レポート3〕へのコメント 【座談会】〔レポート3〕をめぐって 4.看科研での学習を実践の場に生かしてみて 〔レポート4〕高橋信子 〔レポート4〕へのコメント 【座談会】〔レポート4〕をめぐって 5.長期寝たきり老人患者を抱える家族とのかかわりの中で 〔レポート5〕島崎ひろみ 〔レポート5〕へのコメント 【座談会】〔レポート5〕をめぐって