『 学城 』―学問への道 第15号 ※在庫なし

日本弁証法論理学研究会 編集

吉本隆明氏 (思想)、三浦つとむ氏 (弁証法)、滝村隆一氏 (国家論) などの第一級の論者を擁して二十世紀後半に華と咲きほこった『試行』誌が姿を消して久しい。
そこで私たちは 二十一世紀を迎えたのを機に、新たな学問の登龍門となる学問誌を発刊する。
題して 『 学城 』 である。
第1号は、学問形成のための基礎論であり、すなわち「学問への道(弁証法編)」である。
具体的な内容に関しては目次を参照してもらうとして、端的には学問形成のための弁証法編である。
( 『学城』 創刊号 ・南郷継正氏 「巻頭言」 より )

【第15号】
第1版/2017年/224頁/定価 1,900円 (税別) ※在庫なし
A5判/ISBN 978-4-87474-180-1

目次

◎ 南郷継正   絶対矛盾 (ゼノン) の理解はアリストテレスをふまえるべきである
― 巻頭言に代えて

◎ 村田洋一   ロシアにおける社会主義革命の誤りとは何であったか (1)

◎ 近藤成美   滝村隆一 『国家論大綱』 をめぐって (2)
加納哲邦

◎ 浅野昌充   桜花武道局への指導に見る生命の歴史の学的論理 (1)

◎ 北條翔鷹   実戦部隊飛翔隊修業の総括小論 (5)

◎ 西林文子   出 隆 『哲学以前』 を問う (1)
― 哲学への道とは何かを知るために

◎ 佐藤聡志   教育実践の指針を求めて
― 小学一年生における教育の重要性

◎ 菅野幸子   〔講義録〕 「生命の歴史」 から見た人間の頭脳の成り立ち
― 子供達のより良い頭脳活動を育むために

◎ 北嶋  淳   人間一般から説く障害児教育とは何か (9)
志垣  司   ― 障害児教育の科学的な実践理論を問う

◎ 河野由貴   看護のための病気一般論を問う
― ナイチンゲールの説く 「病気とは回復過程である」 に学んで

◎ 聖  瞳子   医療における理論的実践とは何か
高遠雅志   ― 初期研修医に症例の見方、考え方の筋道を説く
九條  静   〈第7回〉 マイコプラズマ肺炎3
北條  亮

◎ 朝霧華刃   唯物論の歴史を学ぶ (3)

◎ 橘 美伽   武道空手上達のための人間体を創る 「食事」 とは何か (4)
― 遺伝子としての食事を考える