日本弁証法論理学研究会 編集

吉本隆明氏 (思想)、三浦つとむ氏 (弁証法)、滝村隆一氏 (国家論) などの第一級の論者を擁して二十世紀後半に華と咲きほこった『試行』誌が姿を消して久しい。
そこで私たちは 二十一世紀を迎えたのを機に、新たな学問の登龍門となる学問誌を発刊する。
題して 『 学城 』 である。
第1号は、学問形成のための基礎論であり、すなわち「学問への道(弁証法編)」である。
具体的な内容に関しては目次を参照してもらうとして、端的には学問形成のための弁証法編である。
( 『学城』 創刊号 ・南郷継正氏 「巻頭言」 より )

【第25号】
第1版/2026年5月/240頁/定価 2,000円 (税別)
A5判/ISBN 978-4-87474-209-9

目次

巻頭言 ―「ヘーゲル哲学」に関わっている学者・研究者の方々へ / 南鄕 継正

1 『〝夢〟哲学原論〔綱要〕』及び『哲学・論理学原論への招待』への余録的プロローグ〔改・詳説〕(二) / 南鄕 継正・悠季 真理

2 「国家とはどういうものか」を大学初級生に〔Ⅱ〕 / 加納 哲邦  

3 学問〔ヴィッセンシャフト〕とは何か / (原筆)北條 翔鷹・(冒頭文体整え)新井 史子

 〔コラム〕『「いのちの歴史」の物語』に学ぶ「武道空手術技修練」 / 小林 育則  

4 哲学・論理学研究余滴(十四)
  ―ヘーゲル哲学完成への道を歩くために「学問形成に関わる論理学の必須地図基本用語」をどのように理解していくべきか(3)/ 悠季 真理  

 〔コラム〕学者カントについて思念・妄想できたことども……  / 西林 文子  

5 学問構築の「弁証法・論理学の初歩的学び」の実際とは何か(Ⅴ)〔論理学の基礎学び編(4)〕 / 伊勢谷 隆陽

6 『医学原論』上巻(瀨江千史著)に学ぶ(2) / 近藤 成美

7 「医学原論」最終講義(二)
  ―講義を終えるにあたって論理的実力の上達過程を振り返る / 瀨江 千史  

8 生命の起源(誕生)を尋ねよう(五)
  ―「生命の歴史」における植物とは何か(2) / 浅野 昌充  

9 看護哲学への憧れが芽生えてきた……(一)
 ―南鄕継正著『ヘーゲル哲学の道 第二巻〔修学・教養編〕「歴史的国家学」と「学的弁証法の復権」〔講義〕』に学んだ弁証法・認識論の具体 / 神庭 純子

〔コラム〕看護者に求められる「正確な観察力」とは何かについて問う  / 河野 由貴  

10 医療実践学への道(三) ―医学生・研修医に症例の見方、考え方の筋道を説く / 聖 瞳子・高遠 雅志・九條 静・北條 亮・伊勢谷 隆陽
  
〔コラム〕産婦人科実践から見えてきたもの / 北條 亮  

〔コラム〕画像診断について / 聖 瞳子
 
〔コラム〕整形外科医が手術について考えたこと(1) / 新海 武史  

〔コラム〕皮膚科医が皮膚について考える(1) / 平島 徳幸

11 コンピュータのセキュリティについて(1) / 藤原 修一  

〔コラム〕あるハローワークでの労働の一日の記録(2) / 伊達 輔純  

12 唯物論の歴史を学ぶ(十三) / 朝霧 華刃  

編集後記 / 悠季 真理

表紙 /小林 育則・高橋 剛