『学城 第24号』発刊のお知らせ

『学城 第24号』が発刊されました。

■ISBN コード:978-4-87474-205-1
■本 体 価 格:2,000(税別)

目次

巻頭言  南鄕 継正

ヘーゲル哲学「高貴な精神の系列と思惟的理性の英雄たち」への提言Ⅱ

1 『〝夢〟哲学原論〔綱要〕』及び『哲学・論理学原論への招待』への余録的プロローグ(一)/南鄕 継正  

2 『医学原論』上巻(瀨江千史著)に学ぶ(1)/近藤 成美

3 学問構築の「弁証法・論理学の初歩的学び」の実際とは何か(Ⅳ)〔論理学の基礎学び編(3)〕 /伊勢谷 隆陽  

4 哲学・論理学研究余滴(十三)―ヘーゲル哲学完成への道を歩くために「学問形成に関わる論理学の必須地図基本用語」をどのように理解していくべきか(2)/悠季 真理  

5 歴史上の主要進化学説を学的に総括する(その一)―ラマルク、ダーウィン、ヘッケル各学説を体系的に視る /斉藤 俊郎  

6 「医学原論」最終講義(一)―講義を終えるにあたって論理的実力の上達過程を振り返る /瀨江 千史  

〔コラム〕瀨江千史著『医学原論』(上・下巻)を通して学問とは何かを学ぶ /加納 哲邦

7 生命の起源(誕生)を尋ねよう(四)―「生命の歴史」における植物とは何か /浅野 昌充  

〔コラム〕脊椎動物の体の左右対称性について /浅野 昌充  

〔コラム〕生命の歴史をふまえて 身体のシンメトリーの謎を問題にする /西林 文子  

8 現代看護教育に求められるもの(十一)―弁証法・認識論から説くナイチンゲール看護論 /神庭 純子  

〔コラム〕感覚と感情はどのような関係なのか、そして感性とは /九條 朋明  

〔コラム〕医療史に関わる学びはまず「草むしり」から /九條 晴香  

9 医療実践学への道(二)―医学生・研修医に症例の見方、考え方の筋道を説く /聖 瞳子・高遠 雅志・九條 静・北條 亮・伊勢谷 隆陽

〔コラム〕阪神淡路大震災を経験して辿ることになった 「学問の道」へ向けての私の研鑽過程の想い出を説く /北條 亮  

10 臨床実習の問題点を武道空手の上達過程に照らして考える /内野 志保・岸川 雄哉

11 教科書の変遷を通して学制百五十年の歴史を考える /佐藤 聡志  

12 コンピュータの歴史を原点から辿ってみる /藤原 修一  

〔コラム〕あるハローワークでの労働の一日の記録 /伊達 輔純  

13 精神医学における歴史的学の発展を問う(前編)―カントとフロイトの業績を中心に精神医学の歴史を辿る /識部真奈美  

14 唯物論の歴史を学ぶ(十二) /朝霧 華刃  

編集後記 /悠季 真理  

表紙…小林育則・高橋剛