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現代社白鳳選書 <27>
 
自然死を創る終末期ケア
 
― 高齢者の最期を地域で看取る
 
川上嘉明 著


現在のわが国では、多くの高齢者が病院で死を迎えている。医療機関である
病院が 高齢者の終末期に提供する医療は、 おもに生命の維持を第一とした
延命治療である。
 
しかし、終末期にある高齢者に対して こうした病院での治療だけが、かならず
しも絶対的な対処方法ではないはずである。 すくなくとも 高齢者の終末期と、
その看取りとを考えるとき、かぎりある生命における死の必然を厳粛に受け入
れて、死にゆく高齢者の自然な生命過程に耳を澄ませつつ、不自然に過度な
治療によって 死への自然な経過を損なわない という、いわばその死をできる
だけ穏やかで、自然な死に近づけていくような、 そのようなケアの視点も また
必要なのではないだろうか。
 
本書は、看護師として人の死をみつめた病院での勤務を経て、高齢者の介護
および 福祉事業に従事してきた著者が 、とくに人生の終末とも重なる高齢者
の死について、どのようなケアが提供できるか 著わしたものである。

■ 第1版/2008年/四六判/176頁
■ 定価 1,728円 (本体 1,600円 ) ■ ISBN 978-4-87474-131-3



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