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障害児教育の方法論を問う (1)
 
―人間一般から説く科学的障害児教育
 
志垣司北嶋淳 著


障害児教育の世界に画期的な理論書が誕生した。 本書の上梓を著者らが決意
した動機は、現在も障害児教育が経験的実技レベルの教育指導にとどまってい
る結果、 教育現場に先の見えない混乱が続いているからである。 著者らは長く
障害児教育の実践家として活躍してきたが、 いつしか 教師としての自分たちの
教育のあり方に疑問を持つようになった。 それは障害児教育に指針となる確固
たる理論がないゆえに、自らが実践している指導方法を評価する術がなく、また
指導で生じた疑問を解くための拠り所もないため、次第に行き詰っていったから
であった。 それまでの経験的な障害児教育に限界を覚え、 障害児教育を正しく
導いてくれる理論の必要を感じていた著者らは、 学問の広い世界との出会いに
より、障害児教育の理論化への道を歩むことになる。 そして艱難辛苦の幾年の
の後、ようやくその一般的方法論をここに確立し得、理論化の端緒に立つことが
できたのである。 「人間とは何か」 「教育とは何か」 「障害とは何か」 など、障害
児教育にかかわる大本を一般論として据え、そこから障害児教育の真のあり方
を問う本書は、きっと かつての著者たちと同じように、障害児の教育方法に迷い
悩む、多くの人達の導きの糸になるであろう。

【第1巻】  第1版/2014年/224頁/定価 1,944円 (本体 1,800円 )
       四六判/ISBN 978-4-87474-160-3  * * * 第1巻の目次へ



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