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医 学 原 論 (上巻)
 
医学教育 講義 ――
 
瀬江千史 著


「医学体系」 とは、 医療実践で明らかになった事実を 正面に据えて、人間とは
何かを ふまえながら、それらの事実の論理化を はかり、さらに理論化し、体系
化することによって、構築していくものである。
 
その 「医学体系」 には、正常な生理構造が病む過程を 究明した理論 (病態論)
と、 病んだ生理構造の回復過程を 究明した理論 (治療論) の、二つの柱となる
理論が存在する。 そして、 この二つの理論の構築は、あくまでも、 人間の正常
な生理構造を 究明した理論 (常態論) を その基盤に据えることによって初めて
可能となるものである。
 
本書では、この 「医学体系」 を 説くにあたって、なぜ 「医学体系」 が必要なのか
を 明らかにしている。 それは、端的には、 医療実践の事実を 論理化して、理論
化して、体系化したものである 「医学体系」 を、医療の現場に戻って実践に適用
することで初めて、医療実践は本当に見事になり得るからであり、さらには、その
ような見事な実践を 行なえる医師を育てることが、本来の医学教育だからである。

【上巻】  第1版/2017年/288頁/定価 2,800円 (税別)
      四六判/ISBN 978-4-87474-183-2  * * * 上巻の目次へ



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